管理栄養士レポート

管理栄養士レポート

管理栄養士

矢追 和代

プロフィール

短大を卒業後、約4年間の社会人経験を経て、栄養士養成専門学校へ入学。管理栄養士免許取得後は、健診センターに勤務。栄養指導や乳幼児栄養指導、特定保健指導などに携わる。現在は、子育ての傍ら、在宅にてコラム執筆やオンラインでの食事アドバイスを行う。

安心して食べることができる玄米粥

化学調味料や保存量無添加ということで、安心して食べる事ができました。玄米特有のプチプチとした食感が残っており、しっかり噛む事を意識できます。白米粥のように、サラサラと早食いになってしまわない点が嬉しいですね。
私は、朝食にいただきましたが、淡白な優しい味わいで、朝は食欲が出ないという人でも食べやすそうです。しっかり食べたい人なら、毎日色々なおかずと合わせられて飽きずに食べられますね。

腸内環境をよくするためにもおすすめ!

健康のためには、毎日3食しっかり食べる事が大切ですが朝食は、眠っていた体を活動モードに切り替える為の重要な要素を持っています。また、朝食を摂ることで胃や腸が刺激され、お通じがよくなります。
整腸作用のある成分として、食物繊維が挙げられますが、玄米には白米の倍以上の食物繊維が含まれています。食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あり、玄米に含まれているのは不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維の特徴は、胃や腸で水分を吸収し大きく膨らむことです。腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にしてくれます。
気をつけたいのは水分です。不溶性食物繊維は、水分もしっかり摂らなければ便秘を招く恐れがありますが、玄米粥なら、適度に水分も摂れますね。朝食に玄米粥をいただくと、腸への刺激と不溶性食物繊維の相乗効果で、腸内環境の改善が期待できます。腸内環境は健康と深い関わりがあり、肌荒れ改善・免疫力アップ・ダイエットなどにも効果的です。

日本人は食物繊維不足

腸内環境にとって有益な食物繊維。でも摂りすぎる心配はないのかと思われる方もいるかもしれませんが、実は、食物繊維は日本人に不足しがちな成分なのです。
厚生労働省策定の食事摂取基準(2015年版)によると、食物繊維の1日あたりの目標量は成人男性で20g以上、成人女性で18g以上となっています。ところが、平成26年の国民健康・栄養調査によると20代で12.1g、30代で12.5g(男女平均)とかなり不足しているのが現状です。
食物繊維は肉や魚などにはほとんど含まれないので、野菜・穀類・きのこ類・海藻類などから、積極的に摂らなくてはいけません。玄米粥を食生活に取り入れる事で、不足分を補う助けになりますね。

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